1993.10.06午前8時18分頃、北海道苫小牧市の南約20kmの太平洋上に墜落。1993.09.29から行われていた統合演習期間中の事で、搭乗していた宮里憲次３佐と兼古修１尉は飛行教導隊の所属。202sqからAGRに機体を貸し出していたものと思われる。比較的早い時期に燃料系統の異常が発見され、午前7時58分頃にはエマージェンシーが通告されていた。パイロットはその後約20分の間に問題を調査して海上にベイルアウト、約30分後に救難ヘリによって救助されて無事。墜落までの間に点検が必要と思われる個所を絞り込む事ができたため、その後のF-15J/DJの飛行停止期間は１日で終了した。
当機の墜落時の所属に関しては202sq説とAGR説があり、当時の航空雑誌のニュースに両方が載っているのが原因と思われます。実際に記事の内容を比較してみると202sq所属とするものの方が詳細に書かれており、AGR説の記事は
- 搭乗者の所属からきた誤解
- ニュースソースを記事にする際の省略時のミス
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著者が”貸し出し先の所属こそオフィシャルな所属”というポリシーを持っていた
為に、情報が交錯した可能性があるのはないかと思います。
当サイトにおいては、機体の貸し出しはあくまで一時的なものなので、本来の所属こそオフィシャルなものとします。
(たぐち 2002.01.18)
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