 | 皆様、今日は。大鷲飛行隊長です。
ついこの前、“「ベストガイ」大ファン”さんより、文章の書き方で忠告を受けたばかりなのですが、今回は思い切り自分流に書かせて頂きます。
嘗て、百里基地第７航空団第２０４飛行隊のエースだったロック岩崎こと岩崎貴弘さんが、昨日、兵庫県但馬空港で、愛機Ｓ―２の墜落事故で亡くなられた事については、非常に残念でたまりません（ＴＯＴ）。
Ｆ―86Ｆ・セイバーからＦ―１０４・スターファイター、そしてＦ―15・イーグル。歴代の主要な航空自衛隊の戦闘機を次々に乗り継いだ方ですので、凄い人でした。ロック岩崎さんは約10年前の西暦1995年、第２０４飛行隊の創設10周年記念式典が開催された時に、物凄く派手な記念塗装―機体にワルキューレとグリフォンを描いた―の施されたＦ―15Ｊ・イーグル戦闘機（32―8826号機）を、操縦されていた方でもあるのですから。
あの、物凄く派手な記念塗装のＦ―15Ｊ・イーグル戦闘機は、わたしの印象に強く残っていますので、その記念塗装機を操縦した岩崎貴弘さんは、わたしにとってはヒーローなのです。
西暦1995年に航空自衛隊を退官した後に、『エアロック』を旗揚げして、全国の航空祭でも、愛機ピッツＳ―２で様々なアクロバットを披露していた岩崎貴弘さん。自分は、この人を到達目標とするぞ、というパイロット志望の方も多いと思われていましたが、ゴールデンウィークには、日本全国の空を駆け回ると、ホームページで言われていただけに、今回の事故は、わたしも残念で堪りません（ＴＯＴ）。
わたしは過去に、厚木基地の『ウィングス』でロック岩崎さんにサインを貰ったり、昨年の百里基地航空祭でチームのパッチを買った時に、岩崎さんにサインして貰いましたし、デジカメで岩崎さんの笑顔も撮影させて頂きましたが、そのサインがわたしにとっての、絶筆になってしまうとは！！
遥かなる無限の蒼穹に向かって、ロマンを馳せるわたし達にとってもヒーローであった、ロック岩崎こと岩崎貴弘さんの御冥福を、心の底よりお祈り申し上げます。 |