| > ところで、俗に”イーグルプラス”と言われるMSIP機は、全機DEECエンジン+バナナ付き(DJ以外)なんでしょうか?このへんがよくわかってないっす。ご存知の方で教えてもイイヨっていう方、教えてください。(^^;
DEECエンジンは945号機以降の新造Jと088号機以降の新造DJから装備されており、順次既存機にも装着されています。 2、6、7空団及び飛行教導隊機は現時点ではほとんど装備されているのではないかと思います。 「バナナ」については958号機以降の新造機から装備されました(一部例外として885号機は試作機であり一番最初に装着されています。少なくとも外観的には)。これも順次既存機にも装着され始めています。(942、940号機など) で、MSIPの正式な範囲については、自信がありませんが、雑誌等の資料によると、899号機以降の新造Jと063号機以降の新造DJで、セントラルコンピュータ能力向上化や操縦席の表示装置改善がなされています。 また、狭義のMSIPかどうか分かりませんが、869号機以降のJからはAN/ALE-45J(チャフ/フレア・ディスペンサー)が装備され、909号機以降のJからはJ/ALQ-8(機上電波妨害装置)が追加されており、バナナ(J/APQ-1後方警戒装置)やDEECも能力向上の一環です。それから、UHF/VHF無線機の装備(923号機以降の新造J及び071号機以降の新造DJ)やその他の細かな改修も実施されています。 以上の装備はその後既存機も順次改修されていますが、全て同時に改修等が行われている訳ではなく、機体によってまちまちのようで、航空自衛隊には細かく分けると、何種類ものJ/DJがいることになります。(改修が全て終了すれば1種類ですが) この他、教導隊機のAMRAAM運用試改修や射出座席の換装計画などなど、今後も能力向上計画は進んでいくようです。 内容が間違ってたら、お許しを。 |