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それに関連して。 投稿者:大鷲飛行隊長 投稿日:2005/02/24(Thu) 14:52  No.3820   [返信]
“髭”さん、今日は。大鷲飛行隊長です。

 フジミの、1/48スケールのF―15J・イーグル戦闘機のプラモデルを、御購入されたのですか? このプラモデルについては、モデルアートの「航空自衛隊の戦闘機」と言う本にも、詳細が出ていたのでした。それを引用しますと、

1、主翼の付け根上面の線と、バルカン砲のフェアリングの接続部のカーブが、大きく間違っている
2、機首のカーブが、今一つ
3、コクピットを含めた、細部の部品が甘くて、全時代的
4、シートも、出来の悪いエスカパックが入っている
5、AIM―7のステーション周りなどが、全く表現されていない

 となっています。そればかりか、マーキングは岐阜基地の航空開発実験団(APW)だけだそうです(もしも間違っていましたら、失礼)。
 以前はハセガワも、1/48スケールでF―15J・イーグル戦闘機のプラモデルを発売していたのですが、今ではタミヤの1/48スケールが、主流となっているようです。

『あれこれディティール・アップするには、かなりの覚悟と努力が必要だ』と、前掲書には書いてありましたから、ここは気にせずに、そのまま作る方が宜しいかと思われます。

 前掲書から引用しますと、航空自衛隊のF―15J/DJ・イーグル戦闘機には、機体の表面がかなり汚れているものも多いのだそうで、ほぼ前面に亘ってタッチアップされている機体もあります。そういう機体は、グレー2色に濃淡の差が見られずに、殆ど薄汚れたモノトーンにしか見えない場合もあり、満足に迷彩のパターンが識別出来ないものもあるそうです。
“髭”さんも、実機の写真を参考にして、大いに『ど迫力』のある汚し塗装をなさってみるのも、良いかも知れません。きっと、リアルな仕上がりになる筈ですから。